Vol.3『他人に流されがちなワタシ』ー多様性ってなんだろうー

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第3回目の今回は…

 

『生理休暇』について

生理時の体調不良に悩まされる女性は少なくない現状に反して、『生理休暇』を実際に活用できている人が多いとはいえない日本。

そんな環境化での働き方に苦しんでいる方からの相談です。

こんにちは、30代のOLです。
『生理休暇』について、あおいさんの意見を聞きたいです。
 
私の会社には特別休暇として生理休暇があるのですが、取得している人はほとんどいません。
私自身も生理痛がひどく、取得したいと思ったことが何度もありますが、周りの目が気になって勇気が出ず…無理して出社をしています。
 
やっぱり生理で休むって『甘え』『自己管理不足』って思われてしまいがちだし。結局、生理休暇って形式上導入しているだけで、実際の理解は追いついていないと思うんです。
 
日本は特にそういう風潮にあるなって思っていて…そもそもに『生理休暇』ってワード自体も少しナンセンスな気がするんです…
 
どうしたら、本当の意味で女性への理解って進んでいくんでしょうか?
 
あおいさんのご意見を聞きたいです。

多様性の中の価値観のひとつに『低用量ピル』という選択肢を

 
『生理休暇は当然の権利だ』という主張は、多様性の中のひとつの価値観ですよね。
 
それと同じように『生理痛で休むなんて自己管理不足だ』という主張も、多様性の中のひとつの価値観なんです。

どちらも尊重しなければならない価値観であって、どちらが善で、どちらが悪か、なんて誰にも決められる権利はないんですよ。
 
しかし、価値観というものは自分に課すものであり、他者に強要するものではございません。
 
従って、『生理痛で休むなんて甘えだ』と他人に強要することはできないし、それと同じように『生理になったら全員休め』と強要することもできないということです。
 
『生理休暇は甘えだ』と思っている女性は『まぁ無理せず頑張れよ』というだけの話。
 
『生理休暇は甘えだ』と思っている男性は『部外者は黙ってろ』というだけの話。
 
生理休暇という権利を使うのも自由だし、権利を放棄するのも自由。

多数派の価値観に合わせようとしなくても全然OK。

それが多様性というものであり、わざわざ他者の顔色を伺う方がどうかしていると思いますよ。
 
だからといって他者と断絶しろというわけではありません。
むしろその逆で、相互尊重を前提としたディスカッションはどんどん取るべき。
 
それによって他者の価値観が変わるかもしれないし、自分の価値観も変わるかもしれないということ。

影響を与え合い変わり合っていくのが人間関係ですからね。
 
ただ、それは結果であって目的ではないということだけは肝に銘じておいてください。
 
以上を踏まえて、生理との付き合い方には『低用量ピル』という選択肢もあります。
 
ピルというと避妊のイメージが強いのかもしれませんが、避妊のためだけでなく、生理痛やPMSなどの症状の管理にも広く使用されています。
 
仕事でのキャリアを優先して考えたい女性ならば、生理痛でキリキリしながら仕事をするよりも、PMSで鬱々としながら仕事をするよりも、

低用量ピルを服用して溌剌と仕事に励むのもアリなのではないでしょうか。
 
ぜひ、多様性の中の価値観のひとつに『低用量ピル』という選択肢も入れて考えてみてください。
 
もしかしたら、あなたの人生の一助となる選択肢になるかもしれませんよ。
 
ピルで悩みを解決

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